生活習慣病のひとつに入る高血圧。自覚症状がなく、虚血性心疾患、腎不全、脳卒中などの発症原因になる。中高年以降になっても、生活習慣を改めることで予防することが大切である。

閉塞性動脈硬化症は高血圧が引き金となる

 閉塞性動脈硬化症は動脈硬化によって四肢の血流が悪くなることの事で主に50~60歳の男性に発症する病気で、高血圧や糖尿病、脂質異常症を患っている人がなりやすい病気です。食が欧米化スタイルに変化してきている日本では閉塞性動脈硬化症になる人が増えてきています。
 閉塞性動脈硬化症の要因となる高血圧は最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上出ある状態のことで、代表的な生活習慣病のひとつです。高血圧自体は症状を引き起こすことはないとされていますが、放置してしまうと高血圧緊急症になり激しい頭痛や意識障害、痙攣発作、呼吸困難などの症状が現れます。さらに高血圧はさまざまな心血管症の要因となるので放置せずに治療することが重要になります。治療としては、生活習慣の改善と投薬を行います。
 閉塞性動脈硬化症の症状は下肢のしびれや冷えです。さらに進行してしまうと歩くとふくらはぎや太ももが重くなったり、痛みを感じるようになります。最悪場合靴ずれなどにより足に潰瘍ができた際は壊死する可能性もあります。治療はまず動脈硬化の要因である高血圧や糖尿病、脂質異常症などの病気を治療していく事が重要になってきます。喫煙をしている人は禁煙をしなくてはなりません。また、血行を良くするために休みながらでも歩くことが重要になってきます。血行を良くするために家の中でも靴下をはいたり、お風呂で温めることも必要です。投薬に関しては血管を広げる薬を服用したり血液が固まりにくくなる薬の投薬もします。足の痛みが強い場合はバイパス手術や血管に風船やステント付きのカテーテルを挿入する治療を行います。壊死をした場合は足を切断しなければならないので、最悪の場合にならないよう治療を早めに行わなければなりません。