生活習慣病のひとつに入る高血圧。自覚症状がなく、虚血性心疾患、腎不全、脳卒中などの発症原因になる。中高年以降になっても、生活習慣を改めることで予防することが大切である。

高血圧の数値と心筋梗塞になるリスク

高血圧とは通常の安静した状態で血圧が慢性的に高い状態を言います。
高血圧状態になると血管への負担が増大し柔軟性が失われたり、内壁が傷ついたりします。

放置してしまうと、心疾患・脳卒中・慢性肝臓病などの重大な病気につながると考えられています。

心疾患になるリスクは男性への影響が大きく心筋梗塞・狭心症の危険度が増します。
健康な人と比較した場合そのリスクは3倍に高まると言われています。
また、心筋梗塞は合併症に注意が必要で心筋梗塞発症後24時間以内の不整脈発生が一番の死因となっています。

脳卒中(脳出血・くも膜下出血・脳梗塞など)は最もリスクが高くなると言われており、発症して助かった場合でも言語障害・運動障害などの後遺症が残りやすくリハビリが長期間に及ぶことの少なくありません。

慢性肝臓病になると心筋梗塞や脳卒中の死亡率が高くなります。
原因は血液中のナトリウムなどの排泄がうまく出来ずに血圧が更に上がってしまう悪循環を引き起こしてしまう為です。

このように高血圧は放置してしまうと恐ろしい病気です。
一般的に高齢になればなるほど血圧が高くなる傾向がありますが、家庭や健康診断で血圧測定が可能で異常に気が付きやすく血圧が高めだと思ったらまずは、医療機関を早目に受診する事をお薦めします。

高血圧と判断される血圧の数値ですが、最高血圧140~159(mmhg)・最低血圧90~99は軽症の数値で最高血圧160~179(mmhg)・最低血圧100~109は中等度の数値、最高血圧180以上(mmhg)・最低血圧110以上は重症の数値となります。
また、最低血圧130~139(mmhg)・最低血圧85~89は正常値とされています。