生活習慣病のひとつに入る高血圧。自覚症状がなく、虚血性心疾患、腎不全、脳卒中などの発症原因になる。中高年以降になっても、生活習慣を改めることで予防することが大切である。

高血圧薬の注意事項で「夢」

高血圧のときには高血圧薬を服用します。この高血圧薬の添付文書には注意事項(副作用)として「夢」というのが記載されています。つまり薬で血圧は下がりますが、ふらつきや吐き気や全身の痒みがあり、そのほかに「夢」とあります。つまり一時的に夢を見た状態、いわゆる立ちくらみの状態のことです。本人が気づかないうちに、攪乱状態に陥ります。頻度としては副作用の中でいちばん少ない方です。10000人に1人の割合ですので、普段高血圧剤を飲んでいる人がこのような副作用(夢)に心配すること必要はないです。ですが、薬剤師が血圧の薬を渡すさいには、添付文書の注意事項の記載にかならず目を通しますので、薬剤師のほとんそは知っています。
以上のように副作用のことは大切ですが、やはり高血圧剤を服用している患者さんには血圧の管理をしっかりするように伝えます。毎日決った時間に1日2回、血圧をチェックすることで本人さんの血圧変動を知るのです。薬剤師も知ることでいろいろアドバイスできて、患者自身も自分の血圧を知ることで健康管理のチェックをうま把握することができるのです。
添付文書による注意事項にかぎらず、日ごろの生活習慣のアドバスも大切です。塩分の摂りすぎを控える。偏食をしない。ウオーキングなど適度な運動を毎日のように実践することです。
このようにいろいろな意味あるアドバイスをすることで、患者さんはいちだんと健康に興味を持っていきます。また薬剤師にとっても有意義なアドバイスをしたことで、薬学的管理指導料を算定することができます。
高血圧の状態がずっと続くと、脳梗塞や心筋梗塞になりやすく、寝たきりになると認知症がいっそう進んでいきますので、血圧の管理は大切なのです。